マスター数とカルマ数って、なに?

ひと桁に還元されない、二桁のまま残る数の話です。
ここには、数秘術ならではの、ちょっと豊かな読み方があります。

まず基本のおさらい

数秘術では、計算結果をひと桁(1〜9)になるまで還元するのが基本です。たとえば桁の合計が28になったら、2+8=10、1+0=1というふうに、ひと桁になるまで足しつづけていきます。

ただし、いくつかの例外があります。合計がぴったり11・22・33・44になった場合は「マスター数」として、13・14・16・19になった場合は「カルマ数」として、そのまま二桁で扱います。ひと桁に還元しません。

この「還元されずに残る二桁数」は、通常のひと桁数とは少しちがう、ふくらみのある意味を持ちます。

マスター数:使命がより深く現れる場所

11・22・33・44の4つは「マスター数」と呼ばれます。同じ数字がふたつ重なったパターン(1+1、2+2、3+3、4+4)になっているのが特徴です。

伝統的には「対応するひと桁数の高次の表現」と語られることの多い数ですが、わぎりおくらの読みでは、もう少し対等な見方をします。11は2の性質が、22は4の性質が、33は6の性質が、44は8の性質が、もっと深いところで使命として現れる姿——そんなふうに読んでいます。

「上下」ではなく、「同じ性質の、ちがう深さ」。マスター数は、対応する一桁数の延長線上にいて、ただその引力が、いっそう純度を高めて立ち上がっている——そう捉えると、マスター数も親しみやすくなります。

ただし、マスター数を生きることは、決して軽い話ではありません。そのスケールに見合う覚悟と、持続力が必要になります。11を持っていても2として、22を持っていても4として生きる——それも、ひとつの誠実な選択です。マスター数は「すごい」のではなく、「使命の現れ方が独特」なだけ。生きかたを選ぶのは、いつも、あなた自身です。

カルマ数:ちょっと曲がりくねった、独特な道のり

13・14・16・19の4つは「カルマ数」と呼ばれてきました。

伝統的には「過去世で完遂できなかった課題が、今世のテーマとして残っている」と語られてきた数です。けれど、わぎりおくらの読みでは、カルマ数を「過去の罪」「過去の宿題」としては扱いません。もう少し柔らかい見方をします。

カルマ数は、対応するひと桁数(13→4、14→5、16→7、19→1)にたどり着くまでに、ちょっと独特な道のりを歩いていく数——そんなふうに読んでいます。

具体的には、こんなイメージです。

どれも、「過去の罪」ではなく、ひとつの数にたどり着くための、少しだけ遠まわりな道です。遠まわりだからこそ、近道では見えなかった景色を、その人は見ることになります。

表記は「11/2」「13/4」のように

鑑定書などでは、マスター数を「11/2」「22/4」のように、カルマ数を「13/4」「19/1」のように、二つの数を斜線で並べて書くことがあります。これは、二桁の意味と、還元したひと桁の意味の、両方を読みとるためです。

どちらに重心を置いて読むかは、その人の人生の段階や、いま向き合っている課題によって変わってきます。

基本は、1から9まで

数秘術の基本は、あくまで1から9までのひと桁数です。マスター数・カルマ数は、そのひと桁の上に重ねる一枚——11 は 2 の上に、13 は 4 の上に重なる一枚として存在しています。マスター数・カルマ数が出た人も、その奥にひと桁の動きがちゃんと流れています。そう理解しておくと、無理なく数秘術と付き合えます。

各マスター数・カルマ数の詳しい話は、それぞれのコラムで案内しています。


おくらの実は、ぜんぶが同じ大きさで育つわけではありません。なかには、ふっくら大きく育つ実も、独特な形になる実もあります。どれが「いい実」というわけではなく、それぞれの育ちかたが、その実の景色なのです。
マスター数もカルマ数も、それぞれの「育ちかた」を持つ数なのだと思うのです。

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