数秘の計算方法
電卓ひとつで、自分の数字は出せます。
ここでは、3つの基本数の出しかたを、ゆっくり順を追って案内します。
基本のルール:すべての数を、ひと桁になるまで足す
数秘術の計算は、ひとつの大きなルールで成り立っています。「結果がひと桁(1〜9)になるまで、各桁を足しつづける」——これだけです。この操作を「還元」と呼びます。
たとえば、計算の途中で35という数が出たら、3+5=8と還元します。87なら、8+7=15、さらに1+5=6まで還元します。最終的に、必ず1〜9のいずれかにたどり着きます。
例外:マスター数(11・22・33・44)は還元しない
このルールには、ひとつだけ例外があります。最終結果が 11、22、33、44 になった場合は、それ以上還元せずに、そのまま扱います。これらは「マスター数」と呼ばれていて、対応するひと桁数(11→2、22→4、33→6、44→8)の性質が、もっと深いところで使命として現れる姿、と読まれてきました。
ただし、計算の途中で11や22が出てきても、最終結果でなければ通常どおり還元します。マスター数として扱うのは、あくまで最終結果の話です。
もうひとつの例外:カルマ数(13・14・16・19)
マスター数と並んで、伝統的に特別な意味を持つとされる数があります。13、14、16、19——これらは「カルマ数」と呼ばれています。
カルマ数というと「過去の罪」のように重く受け止められがちですが、わぎりおくらの読みでは、もう少し柔らかく扱います。それぞれの数が、対応するひと桁数(13→4、14→5、16→7、19→1)にたどり着くまでに、ちょっと独特な道のりを歩いていく——そんな数として読んでいます。
計算の最終結果がこれらの数になった場合、「13/4」のように表記して、両方の意味を読みとっていきます。
カルマ数のテーマは、こんなふうに整理されています。
- 13:4(土台)へ向かう、長い坂道
- 14:5(自由)へ向かう、長い旅路
- 16:7(深み)へ向かう、長い旅路
- 19:1(はじまり)へ還る、長い旅路
それぞれの数の詳しい話は、各カルマ数のコラムで案内しています。
マスター数と同じく、計算の途中で出てきた場合は通常どおり還元し、最終結果として現れた場合のみ、カルマ数として扱います。
Step 1|誕生数の計算
生年月日のすべての数字を足す
誕生数は、生年月日を構成するすべての数字をひと桁ずつに分解して、ぜんぶ足し合わせます。最終結果がマスター数でなければ、ひと桁になるまで還元します。
例1:1985年6月15日生まれ
1+9+8+5+6+1+5 = 35
3+5 = 8
→ 誕生数は 8
例2:1995年5月18日生まれ(マスター数になるケース)
1+9+9+5+5+1+8 = 38
3+8 = 11(マスター数なので還元しない)
→ 誕生数は 11
例3:2000年11月29日生まれ
2+0+0+0+1+1+2+9 = 15
1+5 = 6
→ 誕生数は 6
誕生数は、あなたが生まれ持った本質、性格の根っこにあるものを示します。生まれた瞬間に、すでに刻まれている数字です。
もうひとつの数え方——暦数計算と純数計算
ここまでの計算は、生年月日のすべての数字を一気に足す方法です。これを純数計算と呼びます。
わぎりおくらの数秘術では、これと並べて、もうひとつの数え方も走らせます。年・月・日をそれぞれ先にひと桁にしてから足す方法で、こちらを暦数計算と呼びます。
例:2008年9月3日生まれ
純数計算 2+0+0+8+9+3 = 22(マスター数)
暦数計算 年 2+0+0+8 = 10 → 1 / 月 9 / 日 3
1 + 9 + 3 = 13(カルマ数)
二つの計算で数が違うときは、マスター数やカルマ数が立ったほうを採用します。この例のように両方で立って、しかも数が違う場合は、純数計算の 22 を誕生数として、暦数計算の 13 を添えます。計算ツールが「暦数計算では ☆13 も現れます」と表示するのは、この場合です。両方の性質を併せ持つと読みます。
Step 2|運命数の計算
お名前(ローマ字)の各文字を、数字に変換して足す
運命数は、お名前のローマ字表記を、下のアルファベット対応表に従って数字に変換し、すべて足し合わせます。最終結果がマスター数でなければ、ひと桁になるまで還元します。
使うのは生まれた時のお名前(旧姓)です。結婚などで姓が変わった場合も、生まれた時のお名前で計算します。これは、運命数が「生まれた瞬間に与えられた、人生の方向性」を示すためです。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A | B | C | D | E | F | G | H | I |
| J | K | L | M | N | O | P | Q | R |
| S | T | U | V | W | X | Y | Z | — |
例:TARO YAMADA さんの場合
T(2)+A(1)+R(9)+O(6)+Y(7)+A(1)+M(4)+A(1)+D(4)+A(1) = 36
3+6 = 9
→ 運命数は 9
運命数は、あなたが人生で果たしていく役割や、向かっていく方向性を示します。誕生数が「持って生まれたもの」だとすれば、運命数は「これからどう生きるか」の指針です。
もうひとつの数え方——運命数の暦数計算と純数計算
ここまでの計算は、お名前のすべての文字を一気に足す方法です。誕生数のときと同じく、これを純数計算と呼びます。
運命数にも、これと並べて走らせる、もうひとつの数え方があります。母音と子音に分けて、それぞれ先にひと桁にしてから足す方法です。誕生数では年・月・日で分けましたが、お名前には暦の単位がありません。かわりに母音と子音で分けます。こちらを暦数計算と呼びます。
例:SAITO MARI さんの場合
純数計算 1+1+9+2+6+4+1+9+9 = 42 → 4+2 = 6
暦数計算 母音 A,I,O,A,I = 1+9+6+1+9 = 26 → 2+6 = 8
子音 S,T,M,R = 1+2+4+9 = 16 → 1+6 = 7
8 + 7 = 15 → 1+5 = 6
この例では、どちらの計算でも 6 でした。二つで数が違うときは、マスター数やカルマ数が立ったほうを採用します。両方で立って、しかも数が違う場合は、純数計算のほうを運命数として、暦数計算の数を添えます。計算ツールが運命数のところに「暦数計算では ☆13 も現れます」と表示するのは、この場合です。
なお、暦数計算で母音・子音をひと桁にするときは、途中でマスター数やカルマ数が出ても止めません。上の例の子音 16 も、ここでは 7 まで還元します。あとで出てくる Step 5 の人格数とは扱いが違うので、気をつけてください。
Step 3|実現数の計算
誕生数 + 運命数
実現数は、誕生数と運命数を、単純に足し合わせて、必要に応じて還元します。最終結果がマスター数でなければ、ひと桁になるまで還元します。
計算するときは、誕生数と運命数がマスター数だった場合は、元の数字(11なら11、22なら22)のまま足し合わせます。カルマ数(13・14・16・19)だった場合は、ひと桁(13なら4、19なら1)にしてから足します。その合計を、マスター数・カルマ数でなければ、ひと桁になるまで還元していきます。
例1:誕生数8、運命数9の場合
8+9 = 17
1+7 = 8
→ 実現数は 8
例2:誕生数6、運命数5の場合
6+5 = 11(マスター数なので還元しない)
→ 実現数は 11
例3:誕生数22、運命数3の場合
22+3 = 25
2+5 = 7
→ 実現数は 7
実現数は、誕生数(生まれ持ったもの)と運命数(向かう先)を統合した、この人生で最終的に立つ姿を示します。生まれ持った資質を、人生の方向に沿って磨いた先に、ふっと現れるあなたです。
Step 4|ハート数の計算
フルネームの母音だけを、数字に変換して足す
ハート数は、お名前のローマ字表記のなかから、母音だけを取り出して足し合わせて導かれる数です。心の奥でひそかに動いている願いを映す、内側の数字です。
使うのは、Step 2 の運命数と同じフルネームです。苗字と下の名前、両方の母音を拾います。
母音は A・I・U・E・O の5つ。それ以外のアルファベット(Y を含む)はすべて子音として扱います。
例1:TARO YAMADA さんの場合
TARO YAMADA から母音だけを取り出すと → A, O, A, A, A
A(1) + O(6) + A(1) + A(1) + A(1) = 10
1 + 0 = 1
→ ハート数は 1
例2:TARO SUZUKI さんの場合(マスター数になるケース)
TARO SUZUKI から母音だけを取り出すと → A, O, U, U, I
A(1) + O(6) + U(3) + U(3) + I(9) = 22(マスター数なので還元しない)
→ ハート数は 22
ハート数は、表に出にくい内側の願いを映します。誕生数や運命数が描く外向きの姿の奥で、ひそかに動いている本心を、そっと教えてくれる数字です。
Step 5|人格数の計算
フルネームの子音だけを、数字に変換して足す
人格数は、お名前のローマ字表記のなかから、子音だけを取り出して足し合わせて導かれる数です。本人がどう振る舞うつもりでも、外から見てどう映っているか——その外向きの輪郭を映す数字です。
ハート数と同じく、使うのはフルネーム。子音は、A・I・U・E・O 以外のすべて(Y も含みます)です。
例1:TARO YAMADA さんの場合
TARO YAMADA から子音だけを取り出すと → T, R, Y, M, D
T(2) + R(9) + Y(7) + M(4) + D(4) = 26
2 + 6 = 8
→ 人格数は 8
例2:MARI SATO さんの場合(カルマ数になるケース)
MARI SATO から子音だけを取り出すと → M, R, S, T
M(4) + R(9) + S(1) + T(2) = 16(カルマ数)
1 + 6 = 7
→ 人格数は 16/7
人格数は、外から見たときの輪郭を映します。本人の意図とは別のところで、立ち姿や話しかたに滲み出ている印象——それを言葉にしてくれる数字です。
ハート数(母音)と人格数(子音)を足すと、Step 2 の運命数と同じ合計になります。TARO YAMADA さんなら 10 + 26 = 36 で、Step 2 の 36 と一致します。計算が合っているかの確かめに使えます。
計算の答え合わせは、計算ツールで
手で計算してみるのは、数秘術と仲よくなるいちばんの近道です。ただ、桁が多くなるとミスもしやすいので、誕生数・運命数・実現数の確認には計算ツールをご利用ください。お名前と生年月日を入れるだけで、3つの数字を一瞬で出します。
ハート数と人格数は、計算ツールでは出していません。上の Step 4・5 にしたがって、ご自身で計算してみてください。手を動かして数字を出すと、自分のなかにそっと、その数字が住みついていくような感覚があるはずです。
そして、自分の数字がわかったら、次はその数字が何を意味するのかを、ゆっくり読み解いていきます。それぞれの数の解説は、数そのもののページから、ひとつずつたどれます。
このページで扱ったのは、誕生数・運命数・実現数・ハート数・人格数の5つです。ほかの数字の出し方は、それぞれの解説ページに案内しています。名前数・家族数・習慣数(名前から)、心身バランス・特性数と欠落数(名前の文字を数える)、いま流れている時(普遍年・普遍月・普遍週・普遍日・個人年・個人月)、人生の道中と名前の流れ(ピナクル数・チャレンジ数・メジャーサイクル数・トランジット数・エッセンス数)。
おくらの種を、土におく前に、まず種がどんなものか、手のひらでじっくり見てみる時間が大事です。
数を計算するというのは、自分という種を、てのひらで見つめる、最初の所作なのだと思うのです。
手を動かして出す計算には、それだけの発見があります。いそぎのときは、自動で算出する計算ツールもどうぞ。