私のトリセツとは
あなたのなかには、ふたりいる。
本音の私と、よそゆきの私の引っ張り合いを、数で読む。
あなたのなかには、ふたりいる
朝、鏡の前に立ったときの自分と、夜、ふとんに入る前にひとりごとを言っている自分。同じ自分のはずなのに、ちょっと別人みたいに感じることがあるはずです。
家族の前ではよくしゃべるのに、職場ではほとんど黙っている。表面ではにこにこしているのに、家に帰ると疲れてため息をついている。誰かに見せている自分と、誰にも見せていない自分——どちらも、嘘ではない。どちらも、本当のあなたです。
数秘術では、このふたりを、別々の数字として読みます。ハート数と人格数です。
このページでは、わぎりおくらの「私のトリセツ」シリーズの読みかたを案内します。ハート数と人格数のかけあわせで、自分のなかにいるふたりの正体を、ゆっくり読み解いていきましょう。
本音の私 ── ハート数
ハート数は、お名前のなかの母音だけを取り出して導く数字です。
母音は、声に出して伸びる音。「あ・い・う・え・お」の音には、口の奥のほうから、空気を伝って外に広がっていくエネルギーがあります。短く弾けて消える子音とは違って、母音は響きとして残る。だから、母音が映すのは——表面ではなく、もっと奥のほう。心のなかでひそかに動いている願いです。
何が欲しいのか。何があれば満たされるのか。何を失うと、いちばんしんどいのか。普段は言葉にしないけれど、心の奥でずっと動いているもの。それを、ハート数は教えてくれます。
「私のトリセツ」では、これを 本音の私 と呼んでいます。
詳しい話は、ハート数とは|内なる願いのはなしのページに案内しています。
よそゆきの私 ── 人格数
人格数は、お名前のなかの子音だけを取り出して導く数字です。
子音は、口の手前のほう——唇や舌の先で、ぱっと弾けて消える音。残響にはならないけれど、輪郭ははっきりしています。何かを言いはじめる、その最初の一音を作るのが子音です。
子音が映すのは、外から見たときのあなたの輪郭。立ち姿、話しかたのテンポ、人と会うときの距離の取りかた——本人がどう振る舞うつもりでも、自然と滲み出てくる印象です。
「あの人、こういう感じだよね」と、まわりの人がふと感じる、その「こういう感じ」を作っているのが人格数なのです。
「私のトリセツ」では、これを よそゆきの私 と呼んでいます。
詳しい話は、人格数とは|外向きの印象のはなしのページに案内しています。
ふたりは、よく引っ張り合う
ここからが、「私のトリセツ」の本題です。
ハート数(本音の私)と人格数(よそゆきの私)は、同じあなたのなかにいるのに、ぜんぜん違う方向を向いていることがあります。
たとえば、心の奥では「ひとりで静かに本を読みたい」と願っているのに(本音7)、外からは「明るくて社交的で、いつもみんなの輪のなかにいる人」に見える(よそゆき3)。たとえば、心の奥では「誰かと深く繋がりたい」と渇いているのに(本音2)、外からは「自立していてクールで、近づきがたい人」と思われている(よそゆき1)。
このふたり、同じあなたなのに、よく食い違います。だから——疲れる。
ずっと「よそゆきの私」のままでいると、本音が置き去りになって、なんだか虚しくなる。かといって「本音の私」だけで生きると、社会との接点がうまく作れない。ふたりのあいだで、ずっと引っ張り合いが起きているのです。
数秘術で自分のハート数と人格数を見たとき、「あ、これが私の引っ張り合いの正体だったのか」とふっと腑に落ちることがあります。
でも、ふたりは敵じゃない
引っ張り合うけれど、敵ではありません。
ハート数と人格数は、どちらもあなた自身です。本音だけが本当のあなたで、よそゆきは仮面、というわけではありません。よそゆきの私も、社会のなかで生きていくために必要な、もうひとりの自分なのです。
このふたりが、お互いの存在を認めて、ちょっとずつ折り合いをつけながら手をとりあえるようになると——あなたのなかで、独特の共鳴が起きはじめます。
本音が外に出る道筋ができて、よそゆきが内側を裏切らなくなる。引っ張り合いが、ぶつかり合いから、二人三脚に変わっていく。
「私のトリセツ」シリーズで案内するのは、まさにこの手をとりあう瞬間に立ち上がる、あなたの姿です。
自分の数字を、出してみる
ハート数と人格数を出すのは、難しくありません。お名前をローマ字に書いて、母音と子音に分けて、それぞれ足すだけ。計算ツールを使わずに、自分の手で出せます。
詳しい計算方法は、数秘の計算方法のページに、Step 4(ハート数)と Step 5(人格数)として案内しています。電卓ひとつあれば、5分もかからずに出せるはずです。
手を動かして、自分の数字を出してみてください。出した瞬間、その数字が自分のなかにそっと住みつくような、不思議な感覚があるはずです。
あなたの組みあわせを、読む
自分のハート数と人格数がわかったら、ふたつをかけあわせて、自分専用のトリセツを読んでください。
「私のトリセツ」シリーズは、ハート数1〜9・11・22・33・44 と、人格数1〜9・11・22・33・44 のすべての組みあわせ——169通りを、ひとつずつ書きおろしています。それぞれの組みあわせで、本音とよそゆきがどんなふうに引っ張り合っているのか、ふたりが手をとりあったときにどんな姿が立ち上がるのか——具体的なすれちがいや、つきあい方のヒントまで、ゆっくり案内しています。
自分の組みあわせのページを、お茶でも飲みながら、ゆっくり読んでみてください。「あ、これ、わかる」「これは、ちがう」と感じながら読むうちに、あなたのなかのふたりが、すこし握手をはじめるかもしれません。
おくらの種をたてに切ると、星型の断面があらわれます。
ひとりのあなたを、ハート数と人格数のふたつから切ってみると——
本音と、よそゆき。星のなかにある、ふたつのとがり。
そのふたつが手をとりあった瞬間、星はやっと、ひとつの形になるのだと思うのです。
自分のハート数と人格数を、計算してみませんか。
数秘の計算方法へ