私のトリセツ

本音 1よそゆき 3

心の奥でひそかに動いている願いと、
外に立ち上がる輪郭。
そのふたりの引っ張り合いを、ひとつずつ読みといていきます。

はじめに

このページは、ハート数 1(本音の私)と人格数 3(よそゆきの私)をお持ちのあなたのためのトリセツです。

あなたのなかには、ふたりいる。心の奥で動いているあなたと、外から見えているあなた。ふたりは、ときどき食い違い、ときどき重なります。

まずは、ふたりそれぞれの素顔から、見ていきましょう。

本音の私 ── ハート数 1

— キーワード —
先頭に立ちたい・自分で決めたい・独立独歩

1 のあなたが、心の奥で動かしている本音は、「自分の足で立って、自分の意志で前に進みたい」という動きです。

外から見ると、控えめでおとなしい人に見える方もいるかもしれません。けれど、ひとりの夜、ふっと「もう誰にも口出しされたくない」と思っている時間。誰かの言いなりになりかけて、胸の奥がざわっとする瞬間。「自分で決めるからほっといて」という言葉を、声には出さずに飲み込んだ回数。——そういう時間に、1 の本音はふっと立ち上がっています。

人から干渉されること、助言されること、ルールで縛られることに、心の底で抵抗を覚えるタイプです。仕事や生活のうえで誰かと組むより、ひとりで動いたほうが、自分の本音は息ができます。

強く出るとき
自分の判断で何かを決めて、その結果を引き受けたとき。
集団のなかで「じゃあ私がやる」と前に出てしまったあと、なんだかすっきりした気分のとき。
「あなたに任せます」と言われて、迷わず動き出せた瞬間。

揺れるとき
頑固さが出すぎて、人に「冷たい」と言われたとき。
本当は人の助けがほしいのに、「助けて」が言えずに、ひとりで抱え込みすぎたとき。
意志の強さが「わがまま」と読まれて、ふっと孤独になる夜。

おくらの独り言
「ひとりで決めたい」という本音を、ちゃんと自分のなかで認めてあげてください。
それは、わがままではなくて、1 のあなたが息をするために必要な空気です。

これが、心の奥にある 1 の断面です。

よそゆきの私 ── 人格数 3

— キーワード —
明るい輪郭・話していて楽しい印象・人をなごませる空気

外から見たときのあなたは、「話していて楽しい人」と映ります。

部屋に入ってきた瞬間、その場がふっと明るくなる。初対面でも会話が弾んで、相手が「この人と話すと気が楽だ」と感じる。重い空気の会議でも、あなたがいると不思議と和らぐ。——あなたが「面白い人を演じよう」としていなくても、よそゆきの輪郭がそういう明るさを自然に放っているのです。

これは、本音と一致するとは限りません。心の奥では真剣に深く考えていても、外からは「軽やかな人」に見える。本音は静かにしていたくても、よそゆきは「賑やか担当」に持ち上げられてしまう。

強く出るとき
人を笑わせたり、その場の空気をやわらかくしたりしている瞬間。
あなたの一言で、会議や場の流れがふっと変わったとき。
初対面の集まりで、自然とハブのような立ち位置に置かれている時間。

揺れるとき
「軽い人」に見られすぎて、深い話を持ちかけてもらえない時期。
場の空気を明るくする役を、つねに求められて疲れる日。
本当は落ち込んでいるのに、よそゆきが「大丈夫そうな人」を演じてしまう夜。

おくらの独り言
いつも明るくなくていいんです。
あなたが暗い顔をしてもいい場所を、ひとつだけでも持っておいてあげてください。

これが、外に立ち上がっている 3 の断面です。

本音 1 × よそゆき 3 ── 引っ張り合いを読む

本音のあなたは、心の奥で「ひとりで決めたい、自分の意志で進みたい」と動いている。
よそゆきのあなたは、外から「明るくて、話していて楽しい人」と映っている。

このふたりは、よく食い違います。

たとえば——
本音は真剣にひとつのことに集中したいのに、外側が「賑やか担当」に持ち上げられる。会議でも、飲み会でも、いつのまにか場を盛り上げる役を割り振られている。内側は「ほっといて深く考えさせて」と叫んでいる。

たとえば——
外側が「軽い人」に見えるから、プロの仕事をしているのに、初対面では「ちゃんとした人だと思わなかった」と言われる。内側の強い意志と専門性が、外側の明るさに隠れて、なかなか伝わらない。

そして、ふたりが手をとりあったときには、伝わるリーダーシップが立ち上がります。
強い意志を持っているのに、それを明るく、伝染しやすい言葉で伝えられる。重い話題でも、空気を作る力で、まわりが受け取れる形にできる。クリエイティブな業界、表に立つ仕事、講演やプレゼンの場で、ふたりが最大限に踊ります。

つきあい方のヒントは、シリアスな場面では、3を意識的に抑えること。
「いつもの軽さ」が、勝負どきにはあなたの足を引っ張ることがあります。場面を見極めて、3を引っ込めて1を出す——その切り替えを、自分の武器として磨いていってください。


おわりに

ここに書いたのは、ハート 1 × 人格 3 の組みあわせを、一般的な視点で読みといたものです。

実際のあなたには、これ以外にも、誕生数や運命数、実現数、個人年など、いくつもの数字があります。ふたりの引っ張り合いが、生年月日や、いまの年の流れと組みあわさったとき——どんなあなたが立ち上がってくるのか。それは、もうひとつ深い場所にある、あなただけの読みものになります。

もし、もう少し詳しく自分のことを読んでみたくなったら、わぎりおくらの基本鑑定書もあります。お時間のあるとき、ぜひのぞいてみてください。

自分のハート数と人格数を、まだ計算していない方へ。

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