特性数と欠落数|名前のなかに、いちばん多い数と、ひとつも無い数

ふだん何度も使っている動きと、節目で呼ばれる動き。
心身バランスの「中身」を見る、二つの数のはなし。

特性数と欠落数があらわすもの——面の中身

心身バランスの四つの面が、「どこが濃く、どこが薄いか」を大づかみに見る数だとすれば、特性数と欠落数は、その濃さの中身を見る数です。同じ知性数 3 でも、その 3 が 1 ばかりでできているのか、8 ばかりでできているのかで、日々に立ち上がる質感はまったく変わります。

特性数は、名前のなかにいちばん多く現れる数。その人が日々のなかで、何度も繰り返している個別の動きです。英語圏では Hidden Passion Number(隠れた情熱の数)、Intensity Number とも呼ばれます。

欠落数は、名前のなかにまったく現れない数。その人の名づけが、その動きをふだんは立ち上げていない、ということです。ここで大事なのは、「欠落」は「ない」ではないということ。その動きが消えたわけではなく、奥に眠っている。そして欠落数には、人生の節目で、それまで奥に眠っていた動きがふっと呼ばれるという性質があります。誰かに頼られたとき、別れに直面したとき、新しい場所に立ったとき。だから欠落数は、「人生の伸びしろ」とも呼ばれます。

欠落数は、英語圏では Karmic Lesson(今生の課題)と呼ばれます。同じ「カルマ」の語を使うのでカルマ数(13・14・16・19)と混同されやすいのですが、別のものです。カルマ数が「負債」として重く読まれるのに対して、欠落数は「まだ馴染んでいないだけ」という、やわらかい読み方をします。

特性数と欠落数は、名前の文字を数えて導かれる

心身バランスと同じく、ローマ字のフルネームを文字ごとに数字に置き換え、数字ごとに回数を数えます。文字と数字の対応は名前と数字のページのとおりです。

たとえば SAITO MARI さんなら、S=1、A=1、I=9、T=2、O=6、M=4、A=1、R=9、I=9。1 が 3回、2 が 1回、4 が 1回、6 が 1回、9 が 3回、3・5・7・8 は 0回です。

欠落数がいくつあるかは、人によってちがいます。ひとつもない人もいれば、五つ、六つある人もいます。この二つの数には、マスター数・カルマ数は出てきません。1〜9 のどれかを指す数だからです。

心身バランスと、対で読む

身体面の 4 と 5、知性面の 1 と 8、感情面の 2・3・6、直感面の 7 と 9。同じ面のなかで、どの数字が前に出ていて、どの数字が奥にあるかを並べてみてください。SAITO MARI さんなら、身体面は 4 が前で 5 が奥、知性面は 1 が前で 8 が奥、感情面は 2 と 6 が前で 3 が奥、直感面は 9 が前で 7 が奥。四つの面それぞれに、前に出る動きと奥に眠る動きの対が見えてきます。

面の濃度と、特性数と、欠落数。三つを重ねたとき、その人の日々の景色が立体になります。

特性数と欠落数を読むときの構え

特性数がふたつ以上ある人は、どちらかを選ばなくてよい。同じ回数で並んだ数字は、どちらも日々のなかでよく立ち上がる動きです。場面によって前に出る顔が入れ替わる。片方を「本当の自分」、もう片方を「おまけ」のように読まないでください。

いちばんよく使う動きは、いちばん過剰になりやすい動きでもある。何度も繰り返している動きだからこそ、場面に合わないときにも、つい同じ動きが出てしまいます。特性数は、強みとしてだけでなく、揺れるときの入口としても読んでください。

欠落数の多さで、その人を測らない。多いことは欠点の多さではなく、「ふだん使わない動きが多い」というだけのこと。少ない人はいろんな動きを使っていて、多い人は少ない動きを深く使っている。どちらも、その人の名づけの選びかたです。

欠落数を、埋めようとしない。「この動きを身につけなければ」と力みたくなるかもしれません。けれど、ふだんのあなたは特性数の動きで十分に暮らせています。欠落数は、鍛えて前に出す数ではなく、節目に呼ばれたときに応えてあげる数です。


おくらの断面には、種がぎっしり詰まった部屋と、ほとんど空の部屋があります。詰まった部屋は、その一本が毎日使っている力。空の部屋は、使われていないのではなく、必要になるまで静かにしている場所です。
特性数と欠落数は、その「詰まった部屋と、空の部屋」を見比べるような数のはなしなのだと思うのです。

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